移住してきて丸4年

岐阜県郡上八幡に移住してきてこの夏で丸4年がたちました。

毎年夏になると訪れる、私たちの大好きな川遊びスポットに昨日行ってきました。


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吸い込まれるように青く透明度の高い水と、しびれるほど冷たい川。

去年は妊婦だったため足までしか入れなかったので念願の入水。

冷たすぎて息があがり5分が限界でしたが、

バシャバシャ泳げました!

そしてその後のなんとも言えない爽快感!

 

4年前まで私はずっと海のそばにいて、海が大好きでした。新婚時代を過ごした茅ヶ崎や、数年間働かせてもらった鎌倉葉山の一色海岸。旅で訪れた宮古島波照間島の透きとおった青い海。

ここに来る少し前に住んでいたオーストラリアでもグレートバリアリーフの海の上に浮かぶプラットホームでマッサージをするお仕事をさせてもらっていました。


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海で泳ぐのも大好きですが、海を肌で感じながら大好きなマッサージのお仕事をさせてもらえる時間をこよなく愛していました。今でもありありと浮かぶ様々な海の風景。まだ夏になると恋しくなります。特に一色海岸の海の家でマッサージをさせてもらった時間は私にとって大切な心の宝物です。

 

それでも。年々この街、郡上八幡を好きになっています。海のない場所ですが一等級の川は最高に美しく爽快です。

ここに来る前、私たち夫婦は旅にでました。

行き先も期間もしっかり決めず、荷物をバックパック一個にまとめて、ありったけのお金(かきあつめても1人が世界一周できるほどのお金さえありませんでした)をもっていきました。

知り合いの家に泊めてもらったり農業をてつだったり、ワーキングホリデーを利用したりしながらその日暮らしの生活をのんびりしていました。


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怖いものなんてなかったし、自分たちの気持ちひとつでどこにだっていける、何だってできると思っていました。

コロナが発生した今となっては奇跡のような旅ですね。

でもハワイで妊娠が発覚し、緊急帰国してなにも考える余地がないまま導かれるように来た郡上八幡

私はここに住むまで郡上へ来たこともなければ存在すら知りませんでした。

そこからのめくるめく日々。子育てに追われる必死の毎日で、ただひたすらに毎日を送ってきた気がします。

これまでのことを振り替える余裕や、郡上八幡へ移住してきて居心地がいいか悪いかなどあまり真剣に考える暇がなかったです。

でもここに住む人たちの温かさやこの土地の和かな風土に助けられ、身内はいないけど穏やかな子育てができています。

そして二人目が生まれ、少し余裕もでてきてジワジワとここに導かれたことのありがたさや幸せな気持ちが浮かび上がってきています。

大変な時代ではあるけれど、子供たちはこれからも逞しく生き抜いて、背負ってきた使命を全うできますように。そのためのサポートがしっかりできますように。

そんなことを願いながら今日も郡上八幡の美しい風景を眺めています。


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